デイサービスに転職する方法

デイサービスは利用するためには要介護認定が必要になるため、介助の仕事が発生します。
高齢者が半日もしくは1日過ごせる場となっており、レクリエーションがあったり食事や入浴のサービスも受けることができます。
デイサービスでは多様なサービスをするため、資格がなくてもできる業務もあります。無資格の人や未経験の人でも勤務できますが、資格がないと身体介助の業務ができなくなります。
要介護認定を持っている方が利用者になるため、身体介助をする場面が多くなります。働きながら資格を取得する方法もあるので、未経験の方は介護職の入門である介護職員初任者研修の資格を検討すると良いでしょう。
また、介護職のスタッフが送迎も行うことが多くなっているので、運転免許証を持っていると便利になります。

デイサービスでは様々なプログラムを行うため、色々な職種のスタッフが働いています。
具体的な職種としては、管理者、介護職、看護師、生活相談員、理学療法士、作業療法士などです。デイサービスは日中のみの業務となり、日曜日が休みのところが多く、家庭との両立がしやすくなっています。
色々な職種の方と接することができるため、多方面の知識を得ることができます。夜間の手当などがなく、給与面では施設などと比べると低くなっています。色々な条件を考慮して勤務先を選ぶと良いでしょう。
デイサービスには、リハビリ特化型や認知症特化型のところがあります。そのようなところで勤務する場合は、リハビリや認知症のケアの経験があると転職の際に優遇されることがあります。

やる気のない職員の対処方法

仕事場では、有能とはいえないスタッフと一緒に働かなければいけないこともあります。デイサービスの施設でよく聞くのは、やるべき仕事をこなさない、またはこなそうとしない無責任なスタッフです。
もちろん一人一人の能力は違い、出来ることと出来ないことの差が生じるのは仕方のないことです。しかし、やる気のない様子ならば、いずれ利用者や経営陣に迷惑がかかってしまう可能性があります。それを防ぐためには、多少厳しくても注意したり上層部に現状を説明したりするのが適切です。
また、一度他人の欠点に気づくとそればかりに目が行く傾向にあります。職員問題の解決策を考えていくのは施設にとって重要なことですが、他人の評価ばかりしていて自分のことを振り返らないのもまた問題です。自分の常識や正論が必ずしも正解とは限らないということを念頭に置き、冷静に周りを見てみることも大事ですし、そうすることで楽に仕事ができるようになるかもしれません。

そういった努力をした上で何ら現状に変化がないとなったら、より良い環境の職場を求めて転職するのも一つの方法です。面接前や面接の際に施設を見学させてもらい、スタッフが働く様子や雰囲気を感じるだけでも、施設の良し悪しは何となくわかるものです。また、面接時に面接官の印象からも経営に対する気持ちなどを汲み取ることができるでしょう。
転職するならば、また同じことを繰り返さないためにも慎重に職場を選ぶことが大切です。